トスカーナ秋のポルチーニ茸のパスタソース2種「ロッソ・エ・ビアンコ」作りおき

ポルチーニ茸のパスタソース「ポルチーニ・ロッソ」

Sugo rosso ai porcini

ポルチーニ茸を使ったパスタソースといえば、これぞ王道！というトスカーナの赤いポルチーニソースを作ります。

手に入りやすい乾燥のポルチーニ茸を使って作るソースで、ポルチーニ好きな方を魅了する、トスカーナらしい味わいが、家庭にいながら楽しめます。

ポルチーニの芳醇な香りを活かした昔ながらのレシピで、じっくり煮込んで瓶詰めしておけば、春まで楽しむことができるので、この機会に作ってみませんか？

各自お一人ずつポルチーニのソース作りを実習し、瓶詰めした状態でお持ち帰りいただきます。

ポルチーニ茸のクリームソース「ポルチーニ・ビアンコ」

Sugo bianco ai porcini

ポルチーニクリームソースが好きな方におすすめしたい！白いポルチーニ茸のソース「ポルチーニ・ビアンコ」もまた、見逃せない秋のソースです。

トマトが入らないビアンコバージョンは、生クリームを足してクリームソースに、ピッツァやパンにチーズと一緒にのせて焼いてもOKの万能さも魅力です。

個人的には、このソースの瓶詰めをフィレンツェの義母に教わったとき、他のソースと違って想像しにくいレシピだったので、なんだかすごく得をしたように嬉しかった思い出があります。

ポルチーニ茸の風味と、茸の食感が楽しめる保存食をお一人ずつ作ります。

赤ピーマンのピンク塩「サーレ・ローザ」

Sale rosa ai peperoni

トスカーナの隠れた保存食であるハーブ塩。

実は、野菜バージョンもあり、今回はピンク色の塩「サーレ・ローザ」をご紹介します。

赤ピーマンを使って作るピンク塩は、色だけでなく、ほんのり野菜の風味がつくので、どこに振りかけてもインパクトがあります。

減塩効果もあるのも嬉しいポイントで、同じように他の野菜でも作ることができるので、カラフル塩を作るアイデアをご提案します。

作ったピンク塩「サーレ・ローザ」は、一部、ご家庭用にお持ち帰りいただきます。

キアンティ地域の伝統保存食「トンノ・デル・キアンティ」

Tonno del Chianti

キアンティ地域を旅したとき、農場のオーナーが嬉しそうに食べさせてくれた保存食が、今回作る「トンノ・デル・キアンティ」です。

ツナのような味がする豚肉のオイル漬けで、粗くほぐしてパンにのせて食べた思い出があります。

本当に豚肉？ツナじゃないの？と思った不思議な保存食を作ります。

豚肉の保存食といえば、サラミや生ハムだけかと思ったら、そうではなく、トスカーナのキアンティ地域には、茹でた豚肉のオイル漬けまでありました。

ハマるおいしさの伝統保存食をご紹介しますのでどうぞお楽しみに！