リグーリア州のトロフィエロゼと小海老とサーモンのトマトクリームソース

リグーリア州のトマト入り「トロフィエ・ロゼ」

Trofie liguri rosè al pomodoro

北イタリア、リグーリア州の郷土パスタ「トロフィエ」を作ります。

「こする」という意味が語源のトロフィエは、軟質小麦粉を手のひらで4〜5cmの長さにこすり伸ばして作るもちもち感が美味しい生パスタです。こする作業には少しコツがあり、ソースが絡みやすい「ひねり」をつけられるようレッスンで一緒に練習しましょう！

今回は、いつものトロフィエをワンランクアップ！と称してトマト味のロゼ色のトロフィエを作ります。クリスマスカラーのパスタは、これからの季節にもオススメです。色をつけるとトロフィエの食感も程よく柔らかくなり、クリームソースとの相性が抜群に良くなりますのでお楽しみに！

小海老とサーモンのトマトクリームソース

Crema di gamberetti e salmone al pomodoro

もちもちのトロフィエには、クリスマスの季節にイタリア人が取り入れる定番の食材「スモークサーモン」を使ったソースを合わせます。

レッスンでは、さらに贅沢に「小海老とサーモンのトマトクリームソース」を作ります。

燻製の香りが楽しめるスモークサーモンで作る濃厚なトマトクリームソースに、小海老の旨みをプラスした絶品パスタソースです。

今回作るソースのベースは、基本のトマトクリームソース。アレンジすれば色々な具材で楽しめます。例えば、海老の代わりに帆立にしたり、サーモンの代わりにカニにしても美味しく作れます。

我が家でもクリスマスシーズンや記念日など特別な日に作ってきた、家族も大好きな王道の美味しいソースのレシピをご紹介できればと思います。

じゃがいもの揚げニョッキ「ニョッコ・フリット」

Gnocco fritto di patate

サクサク、もちもち、そんな音が聞こえてきそうな美味しい一品、揚げニョッキ。

じゃがいもとチーズで作ったとろとろのニョッキを、オリーブオイルで揚げて「ニョッコ・フリット」を作ります。

揚げニョッキは、シンプルな料理ゆえ、ニョッキ生地の味つけ、揚げ油の質、仕上げにふる塩に至る全てが美味しいものであることが大事なポイント。イタリア人の夫が細かくつけた注文をもとに、我が家のレシピが出来上がりました。

熱々も美味しいですが、冷めても美味しいのでお弁当に入れたり、持ち寄りパーティーでも大活躍の料理です。

レッスンでは、デモンストレーション形式で造り方をご紹介し、揚げたてをお味見いただきます。

トリノ風アンチョビオイルのバーニャカウダ

Bagna cauda torinese all'olio di acciughe

揚げニョッキをつけて食べても美味しい、ピエモンテ州の郷土料理「バーニャカウダ」をご紹介します。

レッスンでも色々なバーニャカウダを作ってきましたが、今年はリニューアルした2019年版。

アンチョビオイルがベースのしつこくないトリノ風のバーニャカウダソースを作ります。作ったソースを専用のバーニャカウダポットに入れて温めながら熱々をお楽しみいただきます。

今年のバージョンは、にんにくが強すぎず、アンチョビの塩気もバランスが良いので野菜やパンが進みます。

家族や友人と一緒におしゃべりをしながら楽しむことができるバーニャカウダは、冬シーズンのパーティーの主役になるはず。その時に温めなおすだけでさっと出せるよう、保存する上でのポイントも合わせてお話しできればと思います。

お持ち帰り分・その他

Per casa e varie

ご試食にはトロフィエ、揚げニョッキ、バーニャカウダの他、ワインやエスプレッソが付きます。

ご自身作られたパスタは、お持ちいただいたタッパーに入れた状態で約4人前相当を、ソースはこちらで用意した袋に入れた状態で約4人前相当をお持ち帰りいただきます。