イタリア風目玉焼き

フィレンツェ留学中の長女、小学五年生のごはん日記。私たち親と離れて暮らすのにもすっかり慣れてしまい、、、残念ながら共有できる日常が減ってしまう毎日で、唯一続いているのが朝起きて学校へ行くまでの50分間の電話と、何を食べたかの記録写真。

いとこや友達の家でごはんをしたとき以外は、もはや日課のごはん記録に、学ぶことがたくさんあります。私がイタリア留学していた頃とは違い、さすがにスマートフォン世代。ぱっと撮影して送信できる現代は、子供と離れていても簡単に繋がれます。

とはいえ今日もパスタ教室で、春になって巣立っていく寂しさを思う母心のお話を伺ったのですが、何歳になっても慣れない寂しさがいつも、なんだかんだいっても、あったりします。

トスカーナのパーネ・アル・ポモドーロ

そんなこんなで3月11日、昨日の夕方のおやつ「パーネ・アル・ポモドーロ」。

トスカーナの塩が入ってないパン(この質感こそがトスカーナのパンという感じの!)に、トマトをこすりつけ、塩とオリーブオイルをかけたもの。

おいしいので日本でもときどきしますが、イタリアのおやつは、日本と違って夕方17時くらいです。給食を13時すぎに食べるのでおやつタイムも遅め。

トルテッリーニパスタ

同じく昨日3月11日の夕食。

育ち盛りの子供にのみ許可された夕食にパスタがでるというこの頃の娘の夕食。横にも縦にも大きくなりましたが(150cmを超えまして)、まだ私の方が身長も体重も負けません!

近所の生パスタ屋さんで買ってきた生ハムのトルテッリーニに、目玉焼き、茹でたじゃがいも。

目玉焼きはお醤油、ソースではなく、塩とオリーブオイルというのがイタリアスタイル。

イタリア風のモッツァレラとゆで卵「カプレーゼ」

そして3月8日の夕食メニュー。

女性の日なのでおばあちゃんに代わってお味噌汁を娘が作ったというのですが、豆腐が入っていない海外生活中の日本人みたいなシンプルな味噌汁。おわんに入れて、お皿に重ねておくという和食だけどイタリア式で笑ってしまった一枚です。

セコンドは、カプレーゼ&ゆで卵。モッツァレラとゆで卵って合う!というのは私も昔、フィレンツェの義母から学んだなあと思い出しながら。

ズッキーニ入りイタリアの卵焼き「フリッタータ」

こちらはいつだったか、3月のある日の夕食の一部です。

イタリアでは卵料理は朝食ではなく夕食メニューであると主張してきた夫の意見にしっくりくる、出ましたここにも卵料理。イタリアの卵焼き「フリッタータ」、ズッキーニ入り!

お昼ご飯にたくさんパスタやお肉を食べてお腹空いてないのに夕食時間になり出てくるフィレンツェの義母のフリッタータをついつい食べちゃって、幸せなまんぷくになった日のことを思い出しながら、今日は眠りたいと思います。

夕暮れのフィレンツェ

↑ 夕暮れのフィレンツェの中庭風景。

フィレンツェの家には、どこも裏の顔があり、通りに面してない方のこういう建物同士の裏側は、キッチンがあったり、物干しロープがあったり、ほっとする場所。ここから娘が撮影した3月11日の日暮れです。