燻製生ハムとアスパラガスのミラノ風ラビオリ

燻製生ハムとアスパラガス入りラビオリ

Ravioli con ripieno di speck e asparagi

燻製生ハム「スペック」とアスパラガスは、イタリア料理では定番の美味しいパートナー。この2つの食材を詰め物にしたラビオリを作ります。

真鍮製の抜き型を使って作るラビオリは、生パスタ生地の端までたっぷりクリーミーな詰め物を詰めることができるが特徴。いつものラビオリよりもきれいに仕上げることができるので初めての方でも作りやすいと思います。

栄養価も高いアスパラガスを2種類のチーズと合わせてなめらかに仕上げたアスパラガスのペーストに燻製生ハムで食感と塩味のポイントを加えて作るラビオリは、数あるラビオリの中でもデリケートな味わいが自慢です。

作りたてが一番食感がいいラビオリ、手作りならではの作りたての美味しい一皿を楽しみにいらしてください。

ミラノ風ペコリーノチーズと卵のソース

Sugo alla milanese con pecorino e uova

デリケートな味わいのラビオリを活かすべく、アスパラガスと相性が良いミラノ風ペコリーノチーズと卵のソースを作ります。

アスパラガスを見かけたら、ゆで卵と一緒に食べる！のがイタリア流。それぞれを引き立てる夫婦のような組み合わせを知ることはイタリア料理ではとても大事な美味しいポイントだと考えます。

今回は、羊乳のチーズであるペコリーノチーズもプラスして燻製生ハムとアスパラガス入りラビオリをさらに美味しく、食感も楽しめるミラノ風ソースに仕上げます。

このソースは、冷製パスタとしてファルファッレなどショートパスタのソースにもなるのでこれからの季節に活躍すると思います！

保存食チーズのハーブオイル漬け

Formaggio alle erbe sott'olio

チーズ農家の知恵として今回ご紹介するのは、チーズのハーブオイル漬けです。

フィレンツェの義母は、近くに住む義姉一家の胃袋をも守る存在。働く家族に変わって、色々な瓶詰め食材を持たせる保存食の達人です。片や我が家は東京、核家族。チーズが好きですが、一度開けた大きなチーズを一度に食べきることができないと相談したら教えてくれたのがチーズのオイル漬け。

ハーブも一緒に漬けておけば、そのままおつまみにもなるし、サラダやパンにのせたり、パスタとあえたりと目から鱗の便利な保存食になります。

デモンストレーション形式でご紹介、ご試食いただきますのでご期待ください！

エスプレッソのグラニータ・コン・パンナ

Granita al caffè con panna

夏の冷たいイタリアンドルチェといえば、ジェラート！だけではありません。グラニータもイタリア人が大好きな夏の冷菓。南イタリア、シチリア発祥と言われるイタリア版かき氷「エスプレッソのグラニータ」を作ります。

ジェラートマシンがなくても簡単に作ることができるので日本でも人気があるお菓子だと思いますが、我が家のレシピはイタリア人夫の好みを形にしたもの。「エスプレッソのグラニータはコン・パンナでないと！」と口を出し、グラニータに使うエスプレッソの比率と生クリームの量や位置までこだわったレシピをご紹介、ご試食いただきます。

このレシピはおまけで、このままジェラートマシンにかけたらクリーミーで美味しいエスプレッソのシャーベットにもなるのでお楽しみに！

お持ち帰り分・その他

Per casa e varie

ご試食にはラビオリ、チーズのオイル漬け、ドルチェの他、ワインが付きます。

ご自身作られたラビオリ（約3〜4人前）とソースの一部（ペコリーノチーズ）と自家製チーズのオイル漬けは、ご家庭でもう一度お楽しみ頂きたいので実習で作ったものはお持ち帰り分となります。

ソースの一部とチーズのオイル漬けは、こちらで用意した袋や瓶に入れた状態でお持ち帰りいただきます。