ボッタルガ入りレモンソースのストロッツァプレーティ

エミリア・ロマーニャ州のストロッツァプレーティ

Strozzapreti emiliani

ストロッツァプレーティは、タリアテッレ生地を手のひらでひねって作る生パスタ。

中部イタリア、エミリア・ロマーニャ州のご当地パスタです。神父の首をしめるという意味のショートパスタでもちもちした食感が楽しめます。

手でこすり合わせながら生地に「ひねり」を入れていく作業は、まさに生パスタ作りの醍醐味。道具要らずなのも魅力の一つで黙々と成型する作業は楽しく、癒されます。

ソースもよく絡み、ラグー、クリームソース、オイルベースと季節を問わず使うことができる万能パスタです。

これから季節に活躍するはずで是非、マスターしていただきたいパスタを作りましょう。

ボッタルガ入りレモンソース「ブリチョラータ」

Salsa briciolata al limone e bottarga

まだまだ暑い9月、ボッタルガを使ったソースを作ります。

ボッタルガは、からすみの一種でシチリアやサルデーニャ州を中心に、オリーブオイルやレモンと合わせたパスタソースとして親しまれてきた食材です。

今回はボッタルガの塩気とレモンのさっぱりとした酸味を活かした「ブリチョラータ」ソースに仕上げます。

オリーブオイルとレモン汁をたっぷり含ませたパンがボッタルガの旨みをうまく引き立て、やみつきのになる味わい、美味しさが自慢のパスタソースです。

我が家でも、トスカーナの家族の間でも満場一致でこの時期に食べたくてたまらなくなるソースであるボッタルガとレモンのソース。家庭でよく作るパスタのレパートリーに加えていただきたい、作りやすく美味しいレシピをご紹介します。

パンテレリア風メカジキのフリット

Fritto di pesce spada di Pantelleria

シチリア州のパンテレリア島は、日本でもおなじみのケッパー有数の産地。今回はそんなパンテレリア島のケッパーを使った魚料理をご紹介します。

サクサクで美味しいメカジキのフリットに、トマトやケッパーをのせた一皿は、うちでは夫の大好物。パスタの後に味わうセコンドとして作ったのにアンティパストとして食べてお皿が空っぽなんてことも一度や二度ではありません。

この時期のおかずとしてオススメの魚料理は、パンを添えてワンプレート料理としても楽しめ、見た目も華やかなのでおもてなしのも大活躍すると思います。

我が家のワンランク上の家庭料理をご試食いただきます。

冷製カフェモカとセモリナ粉のトルタ

Torta fredda di semolino al caffè

ひんやり冷たく味わえるカフェモカのケーキをデモンストレーション形式でご紹介、ご試食いただきます。

ベースの生地にセモリナ粉を使い、表面にチョコレートとエスプレッソのカフェモカクリームを流し入れたもっちりした食感のケーキを作ります。

セモリナ粉のケーキは、イタリアならではの味と食感が楽しめるお菓子として定評があります。

初めて召し上がっていただくと必ず、これ何で作っているの？と聞かれるほどインパクトがある美味しさが自慢のレシピですのでどうぞご期待ください。

その他

Varie

ご試食にはパスタ、魚料理、トルタの他、白ワインが付きます。

ご自身で作られたパスタとソースは、お持ち帰り頂けます。

お持ち帰りはパスタとソース各4人前です。